矯正歯科でキレイな歯並び

大人の矯正治療は子どもの矯正にくらべて時間がかかる!?

大人の矯正治療

大人の矯正治療目的は?

大人になってから矯正する方の中には、子どもの頃から歯並びがコンプレックスで、自分を変えたい、歯並びを気にせず思いきり笑いたい、という理由で治療を始められる方も多いですが、見た目の印象がよくなるといった理由だけではなく、かみ合わせの改善が重要な目的となってきます。噛み合わせが悪い状態を「不正咬合」と言いますが、不正咬合は、食べ物の咀嚼が難かったり顎が痛むという点だけでなく、全身に大きな影響を及ぼします。頭痛、肩こり、腰痛、などの不定愁訴といわれる全身の症状が、噛み合せが悪いことで影響している場合があるのです。

矯正治療は増えている?

近年、大人になってから矯正治療をする人が年々増えていて、シニア世代の方も多いそうです。大人の矯正治療が増えた理由として、健康的な問題面がとても多く 歯並びやかみ合わせが悪いと虫歯や歯周病になりやすくなるため、あごの付け根の関節が痛くなる「顎関節症(がくかんせつしょう)」や頭痛、肩こりの原因にもなってきます。とくに、八重歯、すきっ歯、出っ歯、受け口など歯が凸凹に生えている乱ぐい歯などは、大人になってからでも治療をした方が良いそうです。大人になってからの治療は、親ではなく本人の意思で決めているので、多少つらくても積極的に治療をするからこそ、子どもの時と比べて高い治療効果が得られるそうです。歯はすべて身体につながっています。将来、総入れ歯にならないためにも治療をおススメします。

矯正治療期間は?

なるべくなら早く治療を終えたい矯正治療ですが、子どもの矯正治療期間にくらべ、大人はどのくらいの治療期間が必要なのでしょうか?成長期の子どもとは異なり、大人の矯正は比較的矯正期間が長いといわれています。使用する装置により異なってきますが、おおよそ2年半~3年ぐらいになります。歯の移動が終了し歯並びが整ったら、矯正装置は外しますが、歯並びが安定するまで保定装置(リテーナー)をつけます。保定期間は約1~2年が目安です。保定をきちんと行わないと、後戻りが発生することがあるので、とても大切です。比較的難易度が高くない矯正の場合はマウスピースを使用しますが、マウスピースの矯正の場合は歯が動いてきたら新たにマウスピースを作り直すといったことを繰り返す必要性がありますが、早くて半年ぐらいで治療が終わる場合や、ブラケットなどの装置を使う場合は、見た目は目立ちにくいのですが、前からの矯正よりも時間が多くかかります。セラミック法での歯列矯正の場合は4~5回程度の通院で終了し期間は2~3か月になります。

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