矯正歯科でキレイな歯並び

歯の矯正にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

矯正治療の流れと費用

治療の流れ

大人の矯正も子どもの矯正も治療の流れは基本的に同じです。病院に行って、当日からいきなり治療開始やいきなり契約をすることはまずありません。最初はカウンセリングから始まり治療法、治療期間、費用などを先生と相談するところからスタートします。その後、レントンゲン撮影、歯の型取りなど必要な検査をします。診断後、患者にあった治療計画の詳細や治療費などについて、詳しい説明があるので、装置のメリット、デメリットをよく確認して、納得した治療方法を選びましょう。矯正装置を装着したあとは虫歯や歯周病を予防するため歯磨き指導や口腔内清掃が行われます。そして、3~6週間に1回のペ-スで通院が必要となります。装置が取れた後の歯は、何もしなければ少しずつ動いてしまいますので、動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置(リテーナー)を装着します。通院は2~6ヶ月に1回程度で、だんだん間隔をあけていきます。

費用

矯正治療は、子どもも大人も、ほとんどの場合が健康保険が適用されない自由診療になります。矯正治療にかかる費用はいったいどれくらいが相場なのでしょうか?矯正治療を行なううえで、もっとも気になるところだと思います。費用は、医療機関によっても異なりますが、治療の範囲や、使用する装置、期間によっても変わってきます。初診から矯正治療後のトータル費用は100万円くらいで、裏側矯正の場合は、表側矯正の約1.2~1.5倍の費用がかかると言われています。子どもで乳歯が残っている場合(第一期治療)は、20万〜40万円程、第二期治療費用は、35万~90万円程ですが、第二期治療時に矯正治療を行うことで、綺麗な仕上がりになり、成人になってからの治療より費用も安く抑えることができます。乳歯が残っていない場合(永久歯列期)は50万円~90万円程で、成人と同様の矯正費用と矯正装置になる場合が多いです。治療中には、ワイヤー交換費などで3千円~5千円。矯正が終わった直後は、元の歯並びに戻りやすい時期でもあるので、歯並びを綺麗な状態に保つための保定装置に、5千円〜1万円程度。矯正が終わったら、定期的なチェックと、予防歯科のメインテナンスに3千円〜1万円程度。 特に成長期では、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的な検診が欠かせません。

医療費控除

矯正歯科治療は健康保険が使えない自由診療医療で、治療費は全額自己負担になりますが、確定申告で医療費控除による還付金を国から受け取ることができます。生計を一つにする家族が1年間に支払った治療費・交通費の内、10万円以上の合計費用を支出した場合が対象となります。矯正治療費は通常10万円以上かかるため、医療費控除で還付金が期待できます。また、治療費だけでなく交通費も医療費控除の対象となりますが、こちらは公共交通機関に限ります。支払った医療費のうち、保険会社等から補填された金額がある場合はその金額は差し引く必要があります。申告を忘れた場合も、5年までさかのぼって申告ができます。

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